日帰り登山や一泊二日のような短期間の登山なら何でも持っていくことが出来ます。
ただ2日以上の登山になるとそうもいきません。
今回は、長期でも美味しく食べられる!フリーズドライを使ったメニューをおすすめします。
登山の食事!フリーズドライの特徴とは?
日帰り登山や一泊二日のような登山なら景色を楽しみながら、美味しいものを食べながら登ることが出来ます。
でも三日以上の長期登山となると食事のことが心配になってくると思います。
短期であれば、おにぎりやバナナといったエネルギーになるものを持って行けます。
でも一週間分となると、保存も効かないしゴミも増えます。
下山するまでゴミを持ち歩くなんて嫌ですよね。
最近では、ラーメンやレトルト食品も登山の食事として人気を集めています。
ただ水分を多く含むために重くなって長期間の持ち歩きには向いていません。
そうした中で最近改良された商品が、フリーズドライ商品です。
レトルト食品と比べると値段は高いですが、重量が圧倒的に軽いという特徴があります。
またフリーズドライ商品は、お湯を注ぐだけといった簡単なものが多いです。
その為、調理器具の持ち込みも最低限で済むというメリットがあります。
荷物の軽減を図りたい登山者にはおすすめの食品なのです。
登山の食事!美味しい食べ方とは?
それでは具体的に登山中にフリーズドライ商品を食べる美味しい食べ方を見ていきましょう。
フリーズドライ商品は基本的にお湯を注いで食べる食品です。
普段ならポットから出るお湯ですが、登山中は自分で沸かさなければなりません。
コッヘルと呼ばれるアウトドアには欠かせない鍋が必要です。
また火を使うためのバーナーも必要です。
この二つをセットしてお湯を沸かしましょう。
次にフリーズドライ商品をシェラカップやマグカップに入れて、必要な分量のお湯を注ぎます。
数分待てば出来上がりです。
寒い山の中で食べるフリーズドライ食品はまた格別です。
最近では、山菜おこわや赤飯、ナポリタンやカルボナーラなどのスパゲティーも販売されています。
登山前に一度作り方を確認して、好みの味をセレクトしておくと良いですね。
軽いのでいくつか予備を持っておける便利さも人気の秘訣です。
登山の食事!調理に使うおすすめの道具とは?
それでは最後に登山の食事で使う、これは最低限必要になる道具について見ていきましょう。
先ほど紹介したバーナーは、別名ストーブとも呼ばれます。
このストーブは、燃料切れになることもあるので予備を持っておくと安心です。
そして次にコッヘルと呼ばれる円形の鍋を準備しましょう。
コッヘルはアルミとチタンの二種類があります。
アルミは熱伝導が良くご飯を炊くのに便利です。
ただぶつけると凹みやすいので注意が必要です。
チタンは軽くて丈夫なのでお湯を沸かすのに最適です。
使う人数に応じてサイズも選ぶと良いですね。
他には、シェラカップがあると大変便利です。
シェラカップはチタンやステンレス製のものが多く火にかけられるという特徴もあります。
最近ではメモリ付きのものもあるので軽量カップとしても使えます。
そのままマグカップとして使っても良し、火にかけられるので小さな鍋としても使えます。
またお玉として混ぜることも出来ます。
小さいのに用途は様々!これは一つあると便利ですね。
短期・長期に関わらず持っておきたい調理アイテムの一つです。
いかがでしたか?
登山の食事はこのように軽量さも重視して選ぶことが必要です。
その他、混ぜるだけのフリーズドライを使ったレシピも事前に検索しておくと良いでしょう。
調理に関わるバーナーやコッヘルは、使いやすいものを選びましょう。
是非、登山中も美味しい食事を楽しみながら登ってみてはいかがでしょうか?
自分なりにアレンジしたり、美味しいコーヒーを飲んでみても良いですね。